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ぶらり古都巡り 奈良・京都  名所+食べ歩き

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・京都 貴船・鞍馬
JUGEMテーマ:旅行



2年前の6月下旬、急に思い立った私は、友達と浴衣を着て、京都の貴船に行きました。
なぜ浴衣を着て行ったかと言うと、真夏に浴衣を着るのは暑いけど、貴船は川があるので涼しいし、一度で良いから、貴船の川床料理を、浴衣を着て食べてみる風情を楽しんでみたかったからです。

丹波橋まで近鉄で行ってから、そこから京阪電車と叡山電車がのり放題の、鞍馬・貴船1DAYチケットを買って、いざ、貴船へ。

これまで何度も京都には来てましたが、叡山電車に乗るのは初めてでした。
ローカル線らしい、雰囲気のある電車です。

貴船に到着したら、急にお腹が減ってきたので、駅中の売店で、名物と書かれたとちのみ餅をひとつ買って半分こ。結構美味しかったです。

さてさて、その後、大人しく貴船神社までバスで行けば良いものを、下駄を履いているくせに、気合で?徒歩で。

右側には清流が流れ、やはり空気は澄んでいて、涼しい。



何とか貴船神社・本宮へ到着。
何でも縁結びの神様らしいので、全く神仏を信じていない私も、こんな遠いところまでせっかく来たんだからと、神頼み・・・。

本宮への階段がすごく雰囲気が良くて、よく貴船の宣伝に出てくる場所はここなんだな、といたく納得。
私達が浴衣を着ていたこともあって、外国人観光客の方にうけが良かったらしく、やたら写真に撮られていました。

普段、人に写真に撮られることなんてないんで、ちょっとモデル?気分を勝手に味わいながら、歩いてお腹が減ったのでお昼へ。

本当は川床で雰囲気を味わいながら料理を楽しみたかったものの、値段を見ると、とても昼からそんな値段だせないよ、みたいな値段がやはりします。

安くて4000円ぐらいでしょうか。探せば安いところもあるのかもしれまえんが、さすがにビンボーな私達は、川床はあきらめて、おいしいとネットで見つけた「鳥居茶屋」さんへ。

ここは鮎茶漬けが有名だと聞いたので、早速それを二つ注文。鮎茶漬け以外に、鯉の刺身やちょっとしたおかずも付いてきて、1200円なので、結構お得です。

でてきた鮎茶漬けにのせる鮎の甘露煮は、まったく臭みがない割りに、鮎独特の爽やかな香りは残っていて、想像以上においしいものでした。そして、なにより、お恥ずかしい話、これまで美味しい鯉の刺身を食べたことがなかった私は、鯉の刺身に感動。

はじめはあまりにあっさりした味で、歯ごたえが良いので、鯛かと思ってました。でもなんだか違う感じなので、お店の人に聞くと、鯉の刺身だそうで。

実は小学校の時に、親戚が鯉の刺身を持ってきて食べさせてくれたんですが、それがひたすら泥臭くて美味しくなかったことを強烈に覚えていて、それ以来、鯉なんて食べるもんではない、とずっと思っていました。

でも、きちんと臭みを取ると、あっさしりた美味しいものであることを知りました。鯉はすごく身体にも良い食べ物であると、聞きはしていたものの、以前の体験から、すっかり嫌いになってましたが、このとき以来、すっかり鯉の美味しさに目覚めた私です。

 鳥居茶屋
 
さてさて、その後、貴船の清流に足をつけて涼をとりつつ、更に貴船神社中宮・奥宮のほうまで歩いて、また本宮周辺に引き返してきて、喉が渇いたので近所の喫茶店へ。

なんていう名前のお店かすっかり忘れましたが、そこのおばあさんが、浴衣を着ている私達をみて、何故かすっかり気に入ってくださり、おばあさんと3人で、注文したカキ氷などをつつきながら、ずっとお話していました。


浴衣は東京・竺仙の古典柄。青地に白の鉄線。
  浴衣は古典柄に限ります。
 

なんでも、ここのカキ氷は、おばあさんが言うには、いまはもうほとんど何処でも使っていない、氷を手動で削る機械を使っているので、氷がとてもふわりと削れるとのこと。
確かに、削ってもらったカキ氷はおばあさんの人柄ともあいまって、何だかやさしい味でした。

とても学生には見えないと思うのですが、おばあさんは私達を見て「学生さん?」なんて嬉しいことも言って下さったり、しきりに浴衣が似合っていて、可愛い、可愛いと褒めてくださいました。

やや時期外れに浴衣を着ると、モデルが大して良くなくても(友達はおいておいて、自分のことです・・)?、目立つので、褒めてもらえることを知り、普段褒められることのあまりない私は、ちょっぴり嬉しい気分でした。
 
はじめは、私達以外に浴衣を着ている人は見かけなかったんですが、川床料理を食べている方の中には、浴衣を着ている方もいたので、私達だけじゃなくて少し安心もしました。

どうも貴船では浴衣のレンタルをしているみたいです。わざわざ私たちみたいに、遠くから浴衣を着て遊びに来る人はさすがにあんまりいないんでしょうか・・・。

 貴船HP

貴船で景色と食事、そして地元のおばさんと交流に、すっかり気分を良くした私達は、その後、せっかく叡山電車がのり放題なのだからと、鞍馬へ。
駅から外へでるといきなり大きな鞍馬天狗の顔が。。



その後、鞍馬寺へも入場料を支払って入りましたが、何せ下駄を履いている足には到底無理な坂道の多い寺。あんまり坂が急すぎて、滑るんじゃないかと思いましたよ。

これは、とても上まで登れたものではないと、諦めてほとんど何も見ることなく下山。

鞍馬寺は山全体が寺なので、ハイキングするような格好でないととても登れたものではないことを知りました。
確かにみなさん、かなり気合の入った格好の方たちばかりでした。今度はきちんとした靴を履いて紅葉シーズンにでも来たいと思いました。



その後は京都市内に戻ってきて、哲学の道でホタルを見て、おめんという銀閣寺の近くにあるうどん屋さんで晩御飯を食べ、そこでも海外からの旅行者に浴衣の写真を撮影されながら、京都三昧の一日は終りました。

いま考えると、よくあんな長い距離を下駄で歩いたよな〜。
結局下駄は新品だったのが、一日で履けなくなるほど、ぼろぼろになってしまいまいました。やっぱ下駄で鞍馬寺の険しい道を登ったのがいけなかったようです。あーもったいな。 
Posted by chappy
ぶらり 京都編 / 15:40 / comments(0) / -